技術へのこだわり:技術と品質のニッシンコーポレーション

技術と品質にこだわったモノ作り

技術へのこだわり

ニーズに応える独自の技術:培ったノウハウが、マスブロ化できない専門領域をカバー 技術部 次長 仲川 宗一(なかがわ そういち)

現在の仕事内容について教えてください。

技術部 次長仲川 宗一

お客様から受注をいただいた後、お客様の要望に対して、それに見合った製品や図面を提案するとともに、強度計算や官公庁に申請が必要な場合はその書類作成などを担当しています。
また製作側に回すための図面を作り、業務を製作に渡す役割も担っています。

また、スーパーバイザー(SV)として国内外のプラントに赴き、技術者の側面として実際にモノを作ることもありますし、営業プランナー的な側面からお客様からの様々な条件に対してプランを提出し、そのリスク評価まで担当。現場の進行なども管理しています。

ニッシンコーポレーションが持つ技術力の強みについてどうお考えですか?

伸縮継手であれ、フッ素樹脂加工であれ、根拠という部分で他と差別化されていると考えています。ある根拠を持って設計し、製品として送り出す。そして製品は正直ですから、悪い部分があれば目に見えるカタチで返ってきます。それを真摯に受け止め、さらなる根拠の検討に入る。創業以来50年続くそのサイクルが独自の技術を持つことにつながっています。

また、プラントや設備の中で、当社でしか製造できない分野を担っているという意味では、伸縮継手もフッ素樹脂加工も、より深い専門性が強みと言えます。なぜなら、厳しい使用条件下ではたとえばわずかな歪みだけでも耐性や性能に大きな差が生まれてしまうためなのです。当社はこれまで、日進月歩で技術革新が進む業界内で現場の最先端を担ってきました。だからこそ他では真似のできない専門性を培うことができたのです。それがお客様のより深いニーズに対応できる要因だと考えています。

伸縮継手とフッ素樹脂加工、それぞれが持つ技術の特色は何ですか?

1958年の創業以来手掛けている伸縮継手は、製鉄、発電、医薬、食品、鉄道・航空業界のほか、幅広い分野で使用されており、手のひらサイズの製品から直径4m規模のものまで、また金属・非金属にかかわらず幅広く製作しています。これまで培った経験をもとに、お客様のニーズに対して素材選びから設計・製作、メンテナンスに至るまで、様々な角度から提案ができる対応力を備えています。

一方、フッ素樹脂加工は伸縮継手分野のニーズから生まれたもので、金属母材やFRP素材などの内側にフッ素樹脂シートを貼ることで、耐食性、非粘着性、高純度維持などといったフッ素樹脂のもつ優れた特性を最大限に引き出すことが可能となりました。このフッ素樹脂シートの貼り付け及び溶接技術こそ当社の特色に他なりません。現在は半導体分野での使用が主となっていますが、今後も様々な分野での展開が期待されています。

では、業界内の位置づけはどうお考えですか?

やはり大企業にはできないこと、言うなれば無理難題をこなすことでしょう。一般よりも特殊で仕様が厳しいモノを作っており、プラントや設備内には当社以外どの企業も対応できない分野があります。他社にできないことができる。つまり、同じ業界内であっても当社は独自の技術力を有しているのです。

実際に納入の現場では、伸縮継手やフッ素樹脂加工の垣根を超えて、当社のマニュファクチュアリングが要求されるケースも増えており、たとえば今まで伸縮継手だけだった電力分野においてもフッ素樹脂加工製品の発注が増えてきました。
このような技術の広がりは、業界内でも当社だけでしか展開できないものでしょう。

技術力を担う社員の教育という面ではどうお考えですか?

製図・設計の分野から言えば、やはり根拠を大切にするということ。経験や勘も大切ですが、理論と根拠で再現性のある製品を作り出すことが、企業として求められます。何か不具合があったとしても、検討を繰り返し、着実にステップアップができるよう話し合います。
また、自分が作った製品がどう使われているのか、実際に目で見る現場主義の指導も心がけています。

次に現場では、何かトラブルが発生した場合、ケーススタディが当てはまらないことがほとんど。ですので、マニュアルだけでは読み切れない部分で重要な判断ができる社員を育てるよう心がけています。若手には少しハードルが高いかもしれませんが、逆にその判断に求められる責任の大きさから、仕事のスケールの大きさ、やりがいを感じてほしいと思います。

目指す先、目標などを教えてください。

技術部 次長仲川 宗一

今、全体で取り組んでいるのが“技術の継承”です。これからさらに世代交代は進んでいきますが、創業時から培ってきたノウハウを受け継ぐこと。そして受け継いだノウハウをさらに再検討し、従来は当たり前だった方法・技術をもう一度見直しながら、体系化していきたいと考えています。技術的な面はもちろん、創業から培われたパイオニアとしての精神も見直すことで、そこから新たな分野への挑戦も可能になるはずです。

もう一つは、クライアントに対して「NO」とは言わない。それが、様々な分野で当社が世界でも随一の技術力を獲得することになった理由でもあるのです。世の中には創業100年を超える老舗と呼ばれる企業がたくさんありますが、この業界では創業50年でも老舗と呼ばれます。当社は同業界のパイオニアとして、まさに市場を開拓し、拡大してきました。それでも今いる場所に慢心することなく、次の分野を探していきたいと考えています。伸縮継手の製品開発やフッ素樹脂加工など、今まで培ってきたノウハウをどう展開していくのか、それが今後のポイントになることでしょう。

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